設備全体の扉の開閉状態がひと目でわかる!
『非接触式セーフティドアスイッチ SG-P』
メーカー:パナソニック株式会社
これまで生産現場において人と機械の作業は分離されていましたが、昨今では人と機械がお互いを認識しながら協調して働く環境が増加しつつあり、安全に対する意識もますます高まっています。
しかし、現場ではいまだに安全機能を簡単に無効化できてしまうスイッチが使用されており、その状況が作業者の重篤災害を引き起こす要因の一つとなっています。そのため、本製品ではペアリングされたアクチュエータのみを検出することで、条件が整わないと機械などが動作しなくなる機構であるインターロックの故意の無効化を防止し、メンテナンス時などにおける作業者の安全性を高めます。
また、表示灯が小さいスイッチでは生産設備全体の扉の開閉確認に時間がかかるため、すぐに機械を稼働できないという課題もありました。今回、スイッチ本体への大きく明るい表示灯の装備や光るアクチュエータの構造を実現することで、開いている扉の速やかな特定を可能にしました。それによって機械のダウンタイムを短縮し、稼働率の向上に貢献します。
【主な特長】大きく明るい表示灯が、設備全体の扉の開閉状態をお知らせ
フラッシング機能により、直列接続したセーフティスイッチのうち、どれか一か所でも非検出状態になると、他のセーフティスイッチの表示灯が緑色点滅してオペレータにお知らせします。
〈閉じている扉は点滅で非安全状態をお知らせ〉 〈開いている扉は明るい赤色表示でお知らせ〉
【主な特長】フラッシング機能で非安全状態をお知らせ
解放している扉のセーフティスイッチは赤色に変わり、それ以外は緑色で点滅します。
オペレータは設備の状態と、解放している扉をすぐに認識することが可能です。
〈 BEFORE 従来方式〉 一か所だけ扉が開いた状態でも、連結するセーフティスイッチが消灯してしまうため、どこの扉が開いているのか、一か所ずつ確認が必要でした。 また、扉の内側に取り付けた場合、装置の外からはスイッチの表示灯が見えない場合がありました。
〈AFTER SG-Pシリーズ〉 解放している扉のセーフティスイッチは赤色に変わり、それ以外は緑色でフラッシング(点滅)します。
オペレータは設備の状態と、解放している扉をすぐに認識することが可能です。
【用途】
〈レーザマーキング装置の昇降ドア〉 〈電子部品検査装置のスライドドア〉
〈大型設備のメンテナンスドア〉
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